学校法人みその学園
みそのってどんなところ?
みそのはカトリックの幼稚園です。
“聖園(みその)”とは、神と共に生きる恵みあふれる聖なる庭で、そこには個性豊かな色とりどりの徳の花が咲き集っています。
私たちは毎日の生活の中で、神さまからたくさんの愛とお恵みをいただきながら過ごしています。そのお恵みに心を向け、朝・昼・帰りには感謝のお祈りをお捧げしています。
カトリックの園は、カトリックの信者の方でないとダメなの?とよく聞かれますが、幼稚園に関わる全ての人が洗礼を受けているとは限りません。日々の園生活の中で子ども達は、“神さまってどんな方だろう” “神さまってやさしさいっぱいのお心なんだね” と少しずつ身近に感じられるようになり、神さまのように相手を思いやる優しい心の子どもの輪が広がっていきます。素敵な笑顔と優しい心の輪がたくさん集まる場所、それがみそのです。
カトリック園ってどんなところ?
イエス・キリストの教えを大切に
カトリック園ではイエス・キリストの教え(聖書)に基づき、その愛の心を人々に伝え、愛・喜び・平和に満ちた社会を築くように教え導きます。子どもにも大人にも苦しんでいる人にも…誰にでも平等にたくさんの愛を下さるイエス様の心に倣い、愛の心を大切にする姿がたくさん見られるところもカトリック園の特徴です。
生活の中でお祈りを通して少しずつ神さまやイエス様のことを知り、そして存在を意識し始めます。年齢を重ねるごとに見守ってくださっている安心感を日々のお祈りを通してより感じ、感謝の心や悲しんでいる人たちに心を向けることができる姿が育ってきます。
クリスマスの劇やマリア祭など、神さまを身近に感じられる行事もありますが、日本古来の伝統行事も大切にしており、神さまに四季の豊かな恵みを感謝し、子どもの成長を願う機会として過ごしています。当学園とご縁があった際には、カトリックならではのお祈りや行事を大切にする園の想いを受け入れていただければ幸いです。
みその学園の園章ってどんな意味があるの?
みそのはカトリックの幼稚園です。
イエス・キリストの*聖心(みこころ)を象徴するハートを中心として、バラの花が囲んでいます。バラの花はキリストの愛を表現し、ハートの十字架がその愛の広さ・深さを表しています。
*聖心(みこころ)とは、イエス・キリストの御心の意味で、キリストは神の愛そのものです。
大切にしている想い
イエス・キリストの教えを大切に
自分のことだけではなく、お互いに助け愛し合い、弱い立場の人々が大切にされる社会を築く人に育つことを願っています。
困っている友だちや小さい子を自然に助けたり、友だちとけんかをすることもあるけれど、相手の想いに気付き、仲直りをしてまた一緒に笑顔で遊んだりするそんな姿、本当に素晴らしいですね。
一人ひとりは神さまからの宝物
子どもは神さまからそれぞれのご家庭に託された宝物です。その宝物一人ひとりを大切にし、いろいろな個性を受け止めながらご家庭の皆様と共に大切に心を育み、たくさんの愛を注いでいきます。
小さな手を合わせ祈る心
花や虫、空の太陽は神さまが私たちのために創ってくださった業です。そして日々の当たり前は、神さまが私たちのことを見守ってくださっている愛のお恵みだということに気付き、“神さまってすごい!神さま、ありがとう!”の言葉を小さな手を合わせ、祈る心を大切にしています。そして、そのお祈りを通して、感謝する心も育んでいます。
理事長あいさつ
みんな神さまの大切な子どもです
聖心の布教姉妹会(カトリック女子修道会)のシスター方が大切に育てられてきたこの学校法人「みその学園」の理事長を2020年度から務めることになりました。カトリック広島司教区の司祭で、現在カトリック岡山教会の主任司祭も務めています。
みその学園の幼稚園は、一番の特徴としてカトリックの幼稚園であるということです。幼稚園でも毎日お祈りをしたり、マリア祭やクリスマス会などを通して、みんな神さまの大切な子どもであることをしっかりと感じてもらいたいと思っています。
カトリックの信者さんたちがいつもお祈りをしている聖堂にも、七五三やクリスマス、また卒園前など子どもたちにとって大切な機会に一緒に行き、神さまの祝福をいただいています。本物のパイプオルガンの音色や、本物のステンドグラスからの光なども感じてもらっています。
自分自身が神さまの大切な子どもであり、特別な存在であることをまずはしっかり知って自信をもってほしいと思っています。しかし、それだけでなく、他のお友達も同じように特別な存在であり、一緒になって色々なことを頑張ったり、行ったりしていく喜びも感じてほしいと思っています。
子どもたちにとって幼稚園が素晴らしいところでありますように・・・